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日本車追い上げ 現代総力 低燃費競争へR&D費維持[オートトレーディングルフトジャパン㈱ AT-1旭川神居店 社長のブログ]

投稿日時:2009/03/25(水) 18:33

日本車追い上げ 現代総力 低燃費競争へR&D費維持

http://www.business-i.jp/news/bb-page/news/200903250100a.nwc


自動車アジア第4位の韓国の現代自動車は、売り上げ比5%のR&D(研究開発)費を維持する姿勢だ。


ほかのコストを削ってでも、燃費の良い車の開発でトヨタ自動車やホンダに対抗するのが狙い。

 

 現代は昨年、3兆ウォン(約2100億円)のコスト削減プログラムを終了。


同プログラムを指揮したリー・ヒュンソン副会長は23日にインタビューに応じ、R&D費用を削るつもりはないとの考えを明らかにした。


 

 現代は、今年に入って米国での売り上げを4.9%伸ばすなど好調。ウォンがドルに対して10%下落したことなどが追い風となった。


 現代の2008年10~12月期売り上げは1.1%増の8兆8000億ウォン。同時期にトヨタの売り上げは29%減、ホンダは17%減だったのとは対照的だ。トヨタは昨年12月、ホンダは今年1月に3月までのR&D費の縮小を相次いで発表している。

 

 現代は、R&D費の維持と引き換えに、幹部報酬の10%削減と一般経費の20%削減を発表。

またリー副会長は、傘下の起亜自動車とのプラットホームやエンジンの共有化に投資し、コスト面の強みを発揮したいと述べた。また、韓国の労働コストの安さと、原料価格の値下がりも好条件として指摘した。

 2010年、現代は同社初のハイブリッド車を米国市場に投入する。中型セダン「ソナタ」の新型で、トヨタの「カムリハイブリッド」と競合する見込み。


 現代のR&Dセンターの上級リサーチエンジニア、ハン・ドンヒ氏によると、同社は新型「ソナタ」用に新たに4気筒エンジンを開発。さらに、少なくとも従来比10%燃費が良い直噴ガソリンシステムも搭載するという。また、従来モデルの燃費も15%向上させる計画だ。


 12年には、現代はプラグイン式のハイブリッド車の限定販売を計画している。リー副会長は、小型で60キロ以上のバッテリー走行が可能な都市型通勤車を開発中だと述べた。

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