オートトレーディングルフトジャパン㈱ AT-1旭川神居店 社長のブログ
プリウス予約8万台 トヨタ新型発売 燃費向上 価格はダウン 対ホンダ [プリウス]
投稿日時:2009/05/19(火) 00:00
プリウス予約8万台 トヨタ新型発売 燃費向上 価格はダウン 対ホンダ、「主導権渡さぬ」
http://kuruma.hokkaido-np.co.jp/app/news.php?artid=N200905015
2009年 5月19日(火)朝刊
報道陣に公開された新型プリウス=18日午後2時30分、札幌コンベンションセンター
トヨタ自動車は十八日、ハイブリッド車「プリウス」を全面改良した新型を発売した。三代目となる今回のモデルは、燃費性能を従来型より約7%高め、世界最高のガソリン一リットル当たり三十八キロとする一方、最低価格は二百七万三千百円(道外二百五万円)と約三十万円引き下げた。
発売前の予約受注は全国八万台、道内三千台という空前の人気。ハイブリッド車では、二月発売のホンダ「インサイト」(最低価格百八十九万円)が四月の車種別新車販売台数で首位に立った。ハイブリッド車の元祖、プリウスの新型車登場で販売競争が過熱しそうだ。
初年度の月間販売目標は国内一万
道内五百五十台。年内には北米や欧州など八十カ国・地域でも発売する。トヨタの豊田章男副社長は「今年の世界販売目標は三十万-四十万台」との見通しを示した。
道内では、札幌トヨタ自動車などトヨタ系ディーラー全五社で取り扱う。
札幌市内で同日開かれた発表会では、石崎享男・札幌トヨタ社長が「燃費の良さに加え、気品やロマンを感じる車。多くの人に乗ってもらうことで、地球環境のためにもなる」と話していた。
トヨタ自動車が十八日に新型ハイブリッド車(HV)「プリウス」を発売したことで、二月の市場投入以来快走を続けるホンダ「インサイト」との「PI戦争」が本格化する。ともに高性能・低価格を売り物とし、政府のエコカー減税が対決をさらに盛り上げるという構図。HVを持たないメーカーは「このままでは埋没してしまう」と危機感を募らせている。
「発売前に八万台の予約受注をいただき、期待を上回るスタートを切れた」。トヨタの豊田章男副社長は十八日、東京都内で開かれた新型プリウスの発表会で胸を張った。
二工場の生産ラインをフル稼働させるが、納入は四カ月待ちという人気。これだけの注目が集まったのは、旧型に比べ排気量を三〇〇cc大型化し、燃費性能を一リットル当たり三十八キロ(旧型三五・五キロ)と世界最高水準に高めながら、最低価格二百七万三千百円(道内)と約三十万円も引き下げたためだ。
この「価格破壊」のきっかけは、二月に発売されたインサイトの存在だ。燃費性能は一リットル当たり三十キロと旧型プリウスにも及ばないが、百八十九万円という最低価格が話題を呼び、四月の車種別月間販売台数がHV初の首位に。今も国内六万台の年間目標を上回るペースで売れている。
トヨタは一九九七年の初代プリウス発売以来、HV市場を開拓してきた。海外販売の不振で今期も営業赤字を見込む同社にとって「HVの主導権は絶対渡せない」(同社幹部)との意識が、「技術的にあり得ない値段」とホンダ関係者も驚く価格設定につながった。
トヨタはこの日の発表会でも、ビデオなどを使い、インサイトとの性能の差を強調。ホンダ側も「プリウス発売が近づくにつれ、一台売るまでの商談回数が増えてきた」(ホンダカーズ札幌)と、当初の勢いが薄らいできたことを認める。
ただ、PI戦争の過熱で一番苦しいのは、HVを持たない他のメーカーたちだ。四月のエコカー減税開始とPI戦争の時期が重なり、「減税効果がプリウスとインサイトばかりに集中している」(大手メーカー幹部)。
減税自体は他の環境対応車も対象となるだけに、マツダは低燃費ガソリン車「デミオ」のテレビCMで、アンケートの結果をもとに「デミオを購入した方の45%がハイブリッド車も検討していた」とHVを意識したPRを展開。日産自動車も既存モデルの改善で四月以降、十四車種を減税対象車に加えたが、劣勢は否めない。
(東京政経部 安藤健)
http://kuruma.hokkaido-np.co.jp/app/news.php?artid=N200905015
2009年 5月19日(火)朝刊
報道陣に公開された新型プリウス=18日午後2時30分、札幌コンベンションセンター
トヨタ自動車は十八日、ハイブリッド車「プリウス」を全面改良した新型を発売した。三代目となる今回のモデルは、燃費性能を従来型より約7%高め、世界最高のガソリン一リットル当たり三十八キロとする一方、最低価格は二百七万三千百円(道外二百五万円)と約三十万円引き下げた。
発売前の予約受注は全国八万台、道内三千台という空前の人気。ハイブリッド車では、二月発売のホンダ「インサイト」(最低価格百八十九万円)が四月の車種別新車販売台数で首位に立った。ハイブリッド車の元祖、プリウスの新型車登場で販売競争が過熱しそうだ。
初年度の月間販売目標は国内一万
道内五百五十台。年内には北米や欧州など八十カ国・地域でも発売する。トヨタの豊田章男副社長は「今年の世界販売目標は三十万-四十万台」との見通しを示した。
道内では、札幌トヨタ自動車などトヨタ系ディーラー全五社で取り扱う。
札幌市内で同日開かれた発表会では、石崎享男・札幌トヨタ社長が「燃費の良さに加え、気品やロマンを感じる車。多くの人に乗ってもらうことで、地球環境のためにもなる」と話していた。
トヨタ自動車が十八日に新型ハイブリッド車(HV)「プリウス」を発売したことで、二月の市場投入以来快走を続けるホンダ「インサイト」との「PI戦争」が本格化する。ともに高性能・低価格を売り物とし、政府のエコカー減税が対決をさらに盛り上げるという構図。HVを持たないメーカーは「このままでは埋没してしまう」と危機感を募らせている。
「発売前に八万台の予約受注をいただき、期待を上回るスタートを切れた」。トヨタの豊田章男副社長は十八日、東京都内で開かれた新型プリウスの発表会で胸を張った。
二工場の生産ラインをフル稼働させるが、納入は四カ月待ちという人気。これだけの注目が集まったのは、旧型に比べ排気量を三〇〇cc大型化し、燃費性能を一リットル当たり三十八キロ(旧型三五・五キロ)と世界最高水準に高めながら、最低価格二百七万三千百円(道内)と約三十万円も引き下げたためだ。
この「価格破壊」のきっかけは、二月に発売されたインサイトの存在だ。燃費性能は一リットル当たり三十キロと旧型プリウスにも及ばないが、百八十九万円という最低価格が話題を呼び、四月の車種別月間販売台数がHV初の首位に。今も国内六万台の年間目標を上回るペースで売れている。
トヨタは一九九七年の初代プリウス発売以来、HV市場を開拓してきた。海外販売の不振で今期も営業赤字を見込む同社にとって「HVの主導権は絶対渡せない」(同社幹部)との意識が、「技術的にあり得ない値段」とホンダ関係者も驚く価格設定につながった。
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(東京政経部 安藤健)
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